『「もしも…」に備えるメンタルヘルス対策』の連載記事

2024.06.20 【労働新聞】
【「もしも…」に備えるメンタルヘルス対策】最終回 産業保健の役割 資格注視し産業医選び 活動歴が必須なものも/長濱 さつ絵

事例性・疾病性 明確に区別を  本連載では、第1回の「なぜ職場でメンタルヘルス対策が必要か」から始まり、第2回では取り組む人が知っておくと役に立つメンタルヘルス不調の病気の種類について触れた。その後、セルフケアの習得(睡眠、食事、認知行動療法、マインドフルネス、アンガーマネジメント、自己受容と自己肯定感、特性の理解)と社内教育、ラインケア……[続きを読む]

2024.06.13 【労働新聞】
【「もしも…」に備えるメンタルヘルス対策】第22回 復職後のサポート 3カ月は配慮が必要に 時短制度あれば選択肢増/長濱 さつ絵

フレックスや在宅勤務利用  厚生労働省の「職場復帰支援の手引き」では、復職可否の判断基準の例を示している(別表)。これらを確認するために、復職を検討する段階で模擬出勤(勤務時間と同様の時間帯に外出して軽作業や課題を行う)、通勤訓練(出勤時間に合わせて会社までの通勤を試してみる)、試し出勤(リハビリ勤務ともいう。通勤訓練にプラスして、社内で……[続きを読む]

2024.06.06 【労働新聞】
【「もしも…」に備えるメンタルヘルス対策】第21回 復職の準備 “休職前の80%”が基準 「特別扱い」継続は避ける/長濱 さつ絵

事前に体力と集中力確認を  前回に引き続き、休職後の経過を(1)休養期、(2)充電期、(3)復職準備期の3期に分けて説明する。体と心をゆっくり休ませる休養期、生活リズムを整えて活動を始める復職準備期を経て、毎日同じ時間に起きて週5日何かに取り組めるようになったら、休職者は復職準備期に入る。  復職準備期は、休職者にとって復職時に必要な体力……[続きを読む]

2024.05.30 【労働新聞】
【「もしも…」に備えるメンタルヘルス対策】第20回 休職開始後の経過 SNS投稿事前に注意 「見られ方」一緒に想像し/長濱 さつ絵

3つの期間に分けて考える  今回は休職者をサポートする人に役に立つ情報として、休職者が休職開始後にどのような経過をたどるかを説明する。それぞれの段階で会社がするべきことについても触れている。  休職後の経過は大きく3期に分かれる。(1)休養期、(2)充電期、(3)復職準備期である。休職直後の「休養期」は休むことに専念する。寝たかったら寝る……[続きを読む]

2024.05.23 【労働新聞】
【「もしも…」に備えるメンタルヘルス対策】第19回 休職前後・休職中のケア 頻繁な連絡ストレスに 手段は電話よりメールで/長濱 さつ絵

保障制度など事前に説明を  こころの不調で休職している労働者の復職支援については、厚生労働省の「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」が参考になる。この手引きでは、休職後の流れを①病気休業開始・休業中のケア、②主治医による復職可能の判断、③職場復帰の可否の判断・職場復帰支援プランの作成、④最終的な職場復帰の判断、⑤職場復……[続きを読む]

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。