2015年7月配信の連載記事

2015.07.27 【労働新聞】
【変わる!労働関係法―企業はいかに対応するか】第4回 労働契約申込みみなし② 使用者以外変更なし 人事情報知らずに雇用へ/安西 愈

契約期間通算されない 今年10月1日の改正労働者派遣法第2次施行による派遣先・発注者の直接「労働契約申込みみなし」制度において、前回述べた派遣先側の4つの違反行為について、「その時点において」、「その時点における当該派遣労働者に係る労働条件と同一の労働条件を内容とする労働契約の申込みをしたものとみなす」との法的事実の発生に対応して、当該労……[続きを読む]

2015.07.27 【労働新聞】
【登壇労組リーダー】労組の人材育成議論深める/加藤 光一

 中坊公平元日弁連会長を座長とする連合評価委員会が2003年9月に取りまとめた最終報告で、「職場から、地域から、空洞化する足元からの再出発を。労働者にとって身近な場所での地道な活動にしっかり取り組むことがスタートラインとなる」――連合運動再生に向けた一つの指標がこう示された。 これは職場・地域に運動がみられなくなりつつあることへの警鐘であ……[続きを読む]

2015.07.27 【労働新聞】
【サラリーマンしたたか遊泳術】生意気な”口だけ編集長”の実態/吉田 典史

 数日前、大手出版社の編集長と副編集長のコンビと打ち合わせをした。部長と部長代理(課長)という職位で、四十代後半。ともに最難関といわれる国立大学を卒業し、新卒として入り、社歴は二十数年。  話題として盛り上がったのが、「なぜ、中小企業の人は生意気なのか」だった。出版業界は30社ほどの大手の下に、数千の中小零細出版社がひしめく。大手にいる彼……[続きを読む]

2015.07.27 【労働新聞】
【―施行(12.1)直前―よく分かるストレスチェック】第4回 高ストレス者の選定方法 “3領域”を点数評価 自動計算ツールも公表へ

 前回は、ストレスチェックの実施方法等について説明した。今回は、労働者が記入・入力したストレスチェックの調査票をもとに、数値評価によって高ストレス者を選ぶ方法について説明する。 なお、高ストレス者の選定をどのような方法で行うかは、それぞれの事業場の衛生委員会等で審議し、決めていただきたい。1 心理的負担の原因・症状・支援の程度 ストレスチ……[続きを読む]

2015.07.27 【労働新聞】
【人事学望見】第1015回 休日振替で忘れがちなことは 週40時間を超える労働の発生が

 事後的に休日を与える「代休」は、就業規則上の休日が労働日に変更されないので、休日に労働させることになる。従ってその休日が法定休日である場合、労働基準法上の休日労働となり、36協定の締結・届出と休日割増賃金の支払いが必要となる。根拠規定の存在が不可欠 「これに対し、休日の振替は、他の労働日と交換して、休日を労働日に、他の労働日を休日とする……[続きを読む]

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