【人事学望見】第1002回 無期労働契約転換の仕組みは 直前の有期労働条件を適用する

2015.04.20 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

訪問受ければ即契約!

 平成24年8月10日、労働契約法の一部を改正する法律が公布され、25年4月1日に施行された。改正法のポイントは①有期労働契約が5年を超えて反復更新された場合、無期労働契約に転換②雇止め法理の法定化③期間の定めがあることによる不合理な労働条件の禁止である。

難し過ぎる雇止めと解約

 「懲役刑じゃああるまいし、有期だ、無期だといわずに非正規社員から正社員への転換制度と、分かりやすくいえないものでしょうか」

 小川製作所の社員食堂で、入社5年を数え、若手エース格と目されている奥山次郎がアドバイザー役の小島課長代理をつかまえて息巻いていた。

 「あえてそう表現したのにはわけがある」

 問われた小島は、したり顔でうなずきこう続けた。…

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

この連載を見る:
平成27年4月20日第3013号12面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。