2017年9月配信の連載記事

2017.09.27 【安全スタッフ】
【通達クリップ注目の1本】定期健康診断等の診断項目の取扱い

省略可否は医師が判断 平成30年度の健診項目等に関して、医師が必要と認めた場合に血清クレアチニン検査の実施が望ましい等とされました。安衛則の項目自体は現行のままとなっています。留意点として、医師の判断抜きで機械的に項目を一部省略している例があり、「今までの所見や問診の際引っかかるものがないか」など経時的な変化も勘案して判断(厚労省審議会)……[続きを読む]

2017.09.27 【安全スタッフ】
【裁判例が語る安全衛生最新事情】第281回 料理店経営者事件  業務中の叱責と自殺に因果関係認める 福岡地裁平成28年4月28日判決

Ⅰ 事件の概要  被告Yは、和食・懐石料理の料理店T庵を経営している者である。亡Aは、平成22年10月ころからT庵に勤務するようになった。T庵のスタッフは、Yと亡Aだけであったが、繁忙時にはYの母親と臨時のパートが手伝うこともあった。  亡AのT庵での職務内容は、客室の清掃、接客、配膳、下膳、パソコンによるホームページの管理、金銭の収支の……[続きを読む]

2017.09.27 【安全スタッフ】
【送検事例】墜落防止に手すりを設けず

 高知・須崎労働基準監督署は、墜落防止措置を怠っていたとして、建設会社と同社代表取締役を安衛法違反の疑いで高知地検に書類送検した。道路工事現場で、労働者が作業中に道路の端から川に向かって約4m墜落し、けい髄損傷などの重傷を負ったもの。同労基署の捜査で、墜落の防止のための手すりを設けるなどの措置を怠っていたことが分かった。(H29・8・31……[続きを読む]

2017.09.26 【安全スタッフ】
【産業カウンセリングの現場から】第146回 事業場を知る産業医だからこそ

精神科医に任せるほうがよい? 平成27年12月にストレスチェック制度が施行された。これと前後して、嘱託産業医から、「精神科を専門としない自分が、面接指導をしてもよいのか?」との質問や「面接指導は精神科医に任せるほうがよいのではないか」などの意見を受けることが増えた。…執筆:一般財団法人京都工場保健会 理事 産業保健推進本部医療部長 森口……[続きを読む]

2017.09.26 【安全スタッフ】
【想いはせれば】第67回 隠れている業務上疾病

▶10月1日から7日までは「第68回 全国労働衛生週間」です。  全国安全週間は昭和3年に始まり今年は第90回目でしたが、労働衛生週間は戦後の昭和25年からです。当時の労働衛生管理の重点は、職場の有害物や有害作業にからむ職業性疾病の予防や防止を意図したものでした。ちなみに今年のスローガンは「働き方改革で見直そう みんなが輝く 健康職場」で……[続きを読む]

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