【一歩進んだ社労士活用 人を大切にする働き方改革へ】第12回 長時間労働の是正 最初に業務の棚卸しを 残業発生しない仕組みに/大西 健造

2017.09.22 【労働新聞】

転換迫られる労働時間評価する姿勢

 これまで、働き方改革に掲げられた各施策について、中小企業の経営者がどのように捉え対応すべきかを解説してきた。前回の同一労働同一賃金に続き、今回は改革のもう1つの主要な事項である長時間労働の是正について考える。

 政府が3月に発表した働き方改革実行計画によれば、「長時間労働を是正すれば、ワーク・ライフ・バランスが改善し、女性や高齢者も仕事に就きやすくなる」、「長時間労働を自慢するかのような風潮が蔓延・常識化している現状を変えていく」として、「罰則付き時間外労働の上限規制の導入」、「取引条件改善など業種ごとの取組みの推進」などの施策を打ち出している。

 これらの施策に対し、多くの経営者は反対の姿勢を示している。だが、…

著者:全国社会保険労務士会連合会 会長 大西 健造

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掲載 : 労働新聞 平成29年9月25日第3130号6面

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