2015年12月配信の連載記事

2015.12.28 【労働新聞】
【サラリーマンしたたか遊泳術】否定されたくない気持ちを尊重/吉田 典史

 数週間前、筆者は「明治時代の頃から、全国紙の新聞社の採用試験に落ちた人が、出版社に行く」と、ある記事に書いた。それを読んだ2人の編集者から、「事実関係に誤りがある」と指摘を受けた。 2人とも最高学府を卒業し、大手の出版社に編集者として勤務する、四十代前半の男性だ。…筆者:ジャーナリスト 吉田 典史[続きを読む]

2015.12.28 【労働新聞】
【変わる!労働関係法―企業はいかに対応するか】最終回 「就労させるべき旨」の勧告問題 指導中止の申出可能 大きな不利益を回避へ/安西 愈

私法上就労請求権なし 「労働契約申込みみなし」制度では、労働者派遣法第40条の8第2項の要件に該当した派遣先等に対し、都道府県労働局長は行政指導としてその必要に応じ、「当該派遣労働者を就労させるべき旨」の勧告をすることができ、「労働者派遣の役務の提供を受ける者がこれに従わなかったときは、その旨を公表することができる」と規定されている(同法……[続きを読む]

2015.12.28 【労働新聞】
【登壇労組リーダー】交通基本法に“魂”を込める/髙松 伸幸

 今年10月の第31回定期総会で第6代事務局長に選出され、陸・海・空、人流・物流に関係する18産別・65万人組織の事務局長としての責任の重さを痛感しているところである。出身は運輸労連(全日通労働組合)で、1984年に組合専従になって以来31年間、物流(トラック)部門の労働運動に取り組んできた。 我われの産業はモードの違いこそあれ多くの課題……[続きを読む]

2015.12.28 【労働新聞】
【髙井伸夫弁護士の愚考閑話録】第12回 知性・考えぬく AIには代替できず 処理能力で凌駕されても

 「初めに言葉ありき。言葉は神とともにあった。言葉は神であった」――新約聖書にある有名な辞句である。宗教的意味は分からないが、言葉こそが相手に想いを伝え得る道具であり最大の武器であると、諭しているように感じられる。私たちは、言葉なしには決して考えることはできない。哲学者パスカルは、「考えが人間の偉大さを作る」「人間はひとくきの葦にすぎない……[続きを読む]

2015.12.28 【労働新聞】
【組織の内部成長を促す目標設定】最終回 より良い目標管理のために 自律的な行動力開発 全体支える内発的意欲を/菊谷 寛之

仕組みつくり方向付け 前回は、企業の組織で成果を上げるための勘どころを、7つのステップで説明した。 別表は、7つのステップがそれぞれ何を対象に、どんなアクションをとり、何をゴールとするかを整理したものである。 出発点は、企業の存在理由あるいは社会に対する貢献の意思表明として、①ビジョンを示すことである。そこでは社会にあって顧客を創造し、企……[続きを読む]

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