【今週の注目資料】自動車運転者を使用する事業場への監督指導状況(令和元年)

2020.11.12 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

タクシー違反率90%超え

 業種ごとの監督実施状況は、ハイヤー・タクシー323事業場中、労働基準関係法令に違反していたのが295事業場と、違反率91.3%に上った。違反事項は労働時間49.8%、割増賃金33.4%、休日4.3%となっている。

 バスの違反は189事業場(同76.8%)、トラックでは2672事業場(同82.9%)だった。トラックの違反事項は、労働時間が半数以上を占めている。

 業種ごとの改善基準告示違反状況では、トラックの6割が違反をしていた。違反事項として最も多いのは最大拘束時間で、1440事業場に上る。次いで、総拘束時間が1229事業場、休息期間1068事業場、連続運転時間924事業場、最大運転時間587事業場と続いている。

 バスの違反率は50.0%だった。違反事項で最も多いのは総拘束時間で、32.1%となっている。最大拘束時間は29.3%、連続運転時間は13.4%だった。

 一方、ハイヤー・タクシーの違反率は37.8%となっている。

自動車運転者を使用する事業場への監督指導状況(令和元年)

この連載を見る:
令和2年11月16日第3281号4面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。