【介護離職ゼロ 企業がすべきこと】最終回 両立事例 働き方などを伝達 キーとなるケアマネに/小曽根 由実

2016.09.26 【労働新聞】

相談し気持ち和らぐ

 介護を行うに当たりケアマネジャーの存在が大きな支えとなることは前回紹介した通りである。今回は、それが特に顕著にみられた具体的な両立事例を2つ紹介したい。いずれも要介護1の要介護者の事例となる。「要介護度が低いのだから、仕事と介護を両立しやすいのではないか」と考えるかもしれないが、認知症の症状がみられる場合は必ずしもそうとはいえない。

 事例①

 Aさん(女性・40代・フルタイム勤務)は、同居中の義母(70代・認知症あり)の介護を6年間行っている。最近は義母の認知症が悪化し、被害妄想もひどく、自身の名前も分からない。Aさんはそのことに大きなストレスを感じていたが、月1回のケアマネとの面会のほか、スマートフォンのメールを利用してケアマネに「義母が日中、自宅で一人で過ごしている際の留意点」「義母とどのように接したらよいのか」等を相談し、愚痴も聞いてもらっている。…

筆者:みずほ情報総研㈱ シニアコンサルタント 小曽根 由実

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掲載 : 労働新聞 平成28年9月26日第3082号10面

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