【女性弁護士が考える女性にまつわる労務問題Q&A】第19回 正社員多様化への留意点 区分別に就業規則を 個別合意は無効の恐れも/小寺 美帆

2016.11.21 【労働新聞】

Q 特に女性社員に多いのですが、家庭の事情等から転勤が困難であったり、短時間勤務を希望したりする社員の離職を防ぐために、「限定正社員」の導入を検討しています。留意点を教えてください。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

すでに5割が導入済み

 ◇「働き方」の重要性

 入社する会社がどんな事業をしている会社かということはもちろん重要ですが、働く時間、働く場所、実際に担当する業務を自ら選択できるかといった「働き方」もとても重要です。

 これまで日本では、勤務地は無限定、勤務時間も無限定、職務内容も無限定というのが典型的な正社員の「働き方」でしたが、このように画一的で、社員にとって「働き方」の選択の余地がなく、かつ、生活への負担も大きな条件では、勤務が困難な社員が増えてきました。…

筆者:弁護士法人大江橋法律事務所 弁護士 小寺 美帆

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掲載 : 労働新聞 平成28年11月21日第3089号11面

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