【これで解決!シゴトとココロの問題】第31回 読み書き苦手は学習障害? ★労働新聞社Webサイトで配信中★

2023.09.12 【安全スタッフ】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 日々の業務に忙しく、管理的立場にいると、心の健康問題に目を向ける余裕がなくなりがちだ。弊社ではWebサイトで「これで解決! シゴトとココロの問題」という番組を配信し、よりシンプルな語り口で具体的なノウハウを示している。今回のテーマは「読み書き苦手は学習障害?」。法政大学の廣川進教授(臨床心理士、公認心理師)は、上司や産業医を交えて学習障害の可能性について話し合い、診断が出れば合理的配慮を行うことが重要と指摘。聞く/話す能力が重宝される仕事への切り替えや補助ツールの活用を勧めている。

上司が注意しても直らず

 営業部に配属になった新入社員B。顧客に対するプレゼンの実技研修ではまずまずの成績だったのですが、最近、資料の読み込みやグラフの作成を指示したところ、他の社員に比べて著しく見劣りすることが分かりました。本人に尋ねると、文章がなかなか頭に入らないそうで、計算なども苦手で、パニックになるとのことでした。産業医に相談すると、学習障害の可能性を指摘されました。どのような支援が必要でしょうか…。

伊藤 さゆり(以下、伊藤) さあ、廣川先生。こちらの事例はいかがでしょうか。

廣川 進(以下、廣川) まず学習障害の可能性ということなので、少し説明をしたいと思います。学習障害(LD)は、Learning Disability(ラーニング・ディスアビリティ)の略で、大きく3つに分けられます。…

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2023年9月15日第2434号 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。