【これで解決!シゴトとココロの問題】第19回 新入社員が叱られて泣く ★労働新聞社Webサイトで配信中★

2022.08.10 【安全スタッフ】
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 日々の業務に忙しく、管理的立場にいても、心の健康問題に目を向ける余裕がなくなりがちだ。弊社ではWebサイトで「これで解決! シゴトとココロの問題」という番組を配信し、よりシンプルな語り口で具体的なノウハウを示している。今回のテーマは「新入社員が叱られて泣く」。法政大学の廣川進教授(臨床心理士、公認心理師)は、産業医やさらに上の上司など周囲の第三者が介入して、双方をフォローする必要があると指摘。放置すると、適応障害になったり、それをきっかけに訴訟に発展する事態もあり得るとした。

ミスや遅刻指摘したら…

 新入社員研修を終え法務部に配属された女性Fさん。上司Eさんが書類手続きのミスを指摘したり、会議の集合時間に遅れたりしたことを叱ったところ、突然泣き出して止まらなくなりました。以降、叱られるたびに泣き出すようになり、上司のEさんが産業医に相談に訪れました。他部署の社員複数にヒアリングすると、「あの程度の叱り方で泣くのは考えられない」などと言います。どのような支援が必要でしょうか…。

森谷 瞳(以下、森谷) さあ、廣川先生。こちらの事例はいかがですか?

廣川 進(以下、廣川) 今回の事例、イラストをご覧の通り部下も上司も女性です。最初に確認しておかないといけませんが、上司のEさんが指摘していることは正しいですよね。

 手続きのミスがあるとか、遅刻するとかということが実際にあったわけですから。まずこの問題の行動があるということです。それについて指導してるということですから、「Eさんが正しい」ということを産業医の先生が言ってあげたほうがいいでしょうね。…

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2022年8月15日第2408号 掲載

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