【これで解決!シゴトとココロの問題】第15回 自己主張訓練が有効に ★労働新聞社Webサイトで配信中★

2022.04.12 【安全スタッフ】
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 日々の業務に忙しく、管理的立場にいると、心の健康問題に目を向ける余裕がなくなりがちだ。弊社ではWebサイトで「これで解決! シゴトとココロの問題」という番組を配信し、よりシンプルな語り口で具体的なノウハウを示している。今回のテーマは「中堅社員が逆パワハラか」。法政大学の廣川進教授(臨床心理士、公認心理師)は、問題とされる中堅社員の昼と夜の言動のギャップに着目。ふだん本音を我慢している面があるとして、上司と冷静に意見を交わせるようにする自己主張訓練などが有効とした。NGなことは、発達障害であるなどと決め付けることと指摘した。

中堅社員が逆パワハラか

 得意先でも評判の営業部の中堅社員Kさん(40代男性)は、たびたび上司Sさんに酒の席でケンカを売ることが多く、先日Sさんがパワハラ相談窓口に苦情を言いに来ました。「人格が変わったようにおれのことを罵倒する。処分してくれ」とのことでした。社内調査を進めると、他にも先輩社員CやDさんにも会社の飲み会で暴言を吐いていることが分かりました。本人はよく覚えていないと言います。どうしたら良いでしょうか…。

森谷 瞳(以下、森谷) さて、廣川先生。本日のシナリオはいかがでしょうか?

廣川 進(以下、廣川) まずKさんは昼間は仕事ができて、得意先でも評判で評価が高いわけですよね。暴れるのは…

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2022年4月15日第2400号 掲載

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