【これで解決!シゴトとココロの問題】第20回 検品ミス多発で発達障害疑う ★労働新聞社Webサイトで配信中★

2022.09.12 【安全スタッフ】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

 日々の業務に忙しく、管理的立場にいても、心の健康問題に目を向ける余裕がなくなりがちだ。弊社ではWebサイトで「これで解決! シゴトとココロの問題」という番組を配信し、よりシンプルな語り口で具体的なノウハウを示している。今回のテーマは「検品ミス多発で発達障害疑う」。法政大学の廣川進教授(臨床心理士、公認心理師)は、まずミスを多発する社員の言い分と思いを聞いてあげることが重要と指摘。そのうえで要求水準を具体的に示して、その結果を客観的に評価し、その次につなげることを勧めた。

注意しても反抗的な態度

 4月からの異動で検品作業に従事している社員のHさん(30代)。先輩社員のIさんが上司に「Hさんは使い物にならない。チェックが甘くて傷や汚れがあるものも通してる」と苦情がありました。「注意しても『聞いてません』と反抗的な態度を取る」ともいいます。

 上司は「発達障害」を疑っていますが、穏便に解決したいと考えています。どうしたら良いでしょうか…。

森谷 瞳(以下、森谷) さあ、廣川先生。本日のシナリオはいかがでしょうか?

廣川 進(以下、廣川) 上司が「発達障害を疑っている」という箇所がありますけど、あまり最初から決めつけないほうがいいですよね。

 まずは4月から(他の部署から)異動してきたHさんですけど、この異動の経緯に着目すべきですよね。Hさんはこれをどう捉えているのか…

この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

安全スタッフ電子版へログイン

安全スタッフ電子版は安全スタッフ購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

2022年9月15日第2410号 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。