【実務に活かす!労働判例のていねいな読み方】第44回 調査官解説を併せて最高裁判決を読む 電通事件(4)/藤川 久昭

2014.06.02 【労働新聞】
  • TL
  • シェア
  • ツイート
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

行間を教えてくれる 理論的課題も示す

7 論点2に関して調査官解説が示すこと

 前回までで、論点2に関して最高裁判決「だけ」から読み取れる点として8点を紹介した。このうち、③から⑥については、最高裁判決だけで理解が足りるので、今回は、①②⑦⑧の4点を対象とする。

 (1)第1に、①「民法722条2項の趣旨を解釈し、類推適用するという「手法」を使っている点」についてである。調査官解説は、民法722条2項の類推適用に関する法理は、「交通事故等の一回性の物理的な加害行為」のような「特定の加害行為による損害」「のみによって通常発生する範囲」が存在する場合を想定し、本件のような場合は想定していなかったとする。すなわち…

筆者:青山学院大学法学部 教授 ㈱DeNA 監査役 弁護士 藤川 久昭

この記事の全文は、労働新聞電子版会員様のみご覧いただけます。

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成26年6月2日第2971号11面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ