【今週の注目資料】中小情報サービス業の現状と課題(日本政策金融公庫)

2017.07.10 【労働新聞】
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裁量権与えやる気向上

 日本政策金融公庫は、「中小情報サービス業の現状と課題」と題するレポートを取りまとめた。人材確保・育成や経営に関する8企業の事例調査などを紹介している。

 ウェブアプリケーションの開発などを行う㈱ソニックガーデンでは、エンジニアに裁量権を与えることでモチベーションの向上を図り、人材確保につなげている。顧問契約を結んだ企業に対し、エンジニア個人で仕事を断ることも可能にした。ただし、評価はチーム単位で行い、売上げなどを気にしないで済むよう配慮している。

 また、会社以外の場所で働くリモートワークも積極的に導入した。プログラミングや資料作成のみならず、顧客との打合せができるようにしている。採用時にも活用し、リモートワークに適性があるか判断する。

 マーケティングツールの開発を行う㈱ロックオンでは、人材定着に向け、9連休を取らせる「山ごもり休暇制度」を設けた。メールなどでの接触を禁止し、リフレッシュを図っている。このほか、「武者修行制度」では、大学への通学などといった自己啓発支援を行っている。

中小情報サービス業の現状と課題

この連載を見る:
平成29年7月10日第3120号4面 掲載

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