【今週の注目資料】農業景況調査:外国人技能実習生(日本政策金融公庫)

2019.05.16 【労働新聞】
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3~5人受入れが36%

 調査は、同公庫の融資先に対して実施し、6129件の回答を得た(回収率30.8%)。

 外国人技能実習生を受け入れている融資先は、11.1%だった。具体的には、個人が6.5%、法人が20.6%である。種別では、畑作などの耕種が8.4%で、畜産が20.2%となった。

 受け入れている融資先に人数を尋ねると、最多は3~5人の36.2%である。以下、6~10人24.0%、2人20.8%が続く。売上げ規模別にみると、それぞれの最多は、1億円以上が6~10人32.7%で、3000万円以上1億円未満が3~5人45.7%だった。国籍別では、ベトナムが38.9%と最も多く、中国21.3%が次いだ。

 受け入れる際の課題を聞くと(複数回答)、多い順に、「実習生の日本語能力」64.3%、「宿舎整備」53.3%、「技能水準に応じた賃金水準の確保」34.1%、「休暇等の労働条件」24.5%となっている。

 今後の展望については、49.5%が現状を維持したい、45.9%が増やしたいとした。

農業景況調査:外国人技能実習生(日本政策金融公庫)

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令和元年5月20日第3209号4面 掲載

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