【定着・成長を促す!メンバーシップ型パート活用法 正社員育成編】第8回 研修の実施② 「モヤモヤ」が契機に 吐き出してチームは変化/平田 未緒

2023.03.02 【労働新聞】
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効果が高い即興寸劇

前号に続き、牛丼チェーン吉野家での、連続研修の内容と意図、実施の様子を紹介する。

第5回

 多くの人が「人が嫌がることをやってはダメ」と、教わってきたのではないだろうか。私もその1人だが、実はこれが難しい。というのも、人は自分の目線でものをみるからだ。つまり「やってはいけない」と思う内容は、「人が嫌がる」ことよりも、「自分がされて嫌な」ことになりやすい。

 正社員である上司が、パートのマネジメントをする難しさの1つが、ここにある。パートと正社員では、権限など立場が違い、仕事上の役割が違い、責任が違い、処遇が違う。また、家族構成や家庭内での立場・役割など、仕事に影響する環境や、仕事に対する価値観も、異なることがほとんどだ。

 つまり「正社員がされて」嫌なことと、「パートがされて」嫌なことには、往々にしてギャップがある。それどころか、上司に余裕がなくなり、感情が先に立つと「自分が」されて嫌なことすら、無意識にしたりする。

 そこで第5回は「なり切りワーク」を実施した。まずは…

筆者:㈱働きかた研究所 代表取締役 平田 未緒

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令和5年3月6日第3391号13面 掲載

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