【定着・成長を促す!メンバーシップ型パート活用法 正社員育成編】第7回 研修の実施① ありたい姿を言語化 話せる場づくりが大事に/平田 未緒

2023.02.24 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

「否定しない」約束を

 今回から3回にわたり、実際の研修に入っていく。毎回の研修で、それぞれ何を目的に何を行い、実際に2つのチームにどんなことが起きたのか?を、ありのままに記したい。

第1回

 初回は緊張感のなかで始まった。対話型チーム研修は椅子のみを円形に並べ、講師も円の一部となりともに腰かけてスタートする。スクール形式や、机を島型に配置した研修が多いため、違和感があって当然だ。

 そうしたなかでも、初回から「対話型」が機能するには、話せる場づくりが大切になる。それには、講師自身が笑顔であること。加えて毎回の「チェックイン」。具体的には「今の気持ち」や「気がかり」などを、一人1分程度で話してもらう。全員が話し、それを聴き合うことが場を温める。すると対話もしやすくなるというわけだ。

 さらに、意識のうえでの2種類の準備も研修のたびに実施する。以下の工夫で「話しやすい」環境を、チーム全員で創る合意をしておくのである。

 その1つが「この場のルール」の設定だ。…

筆者:㈱働きかた研究所 代表取締役 平田 未緒

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

令和5年2月27日第3390号13面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。