【定着・成長を促す!メンバーシップ型パート活用法】第7回 コミュニケーションの重要性 居場所が行動変える マネジメントで差別化を/平田 未緒

2022.06.30 【労働新聞】
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「大切な一員」の実感

 ここまで、パート雇用をめぐる環境の変化を追ってきた。一言で言えば、企業に都合の良いパートが減っている。若くて、安価に、職場の都合に合わせて、長時間働いてくれるパートは減少の一途をたどっており、その傾向は今後も変わらない。

 変化を追ってきた理由は、本連載のテーマ「メンバーシップ型」の雇用管理の必要性を伝えたかったからである。正社員の補助労働力として雇用してきたパートに対してこれをやるのは正直言って面倒くさい。にもかかわらず勧めるのは「そうしないと、パートさんの力を『活用』できなくなりますよ」ということを、しっかりお伝えしたかったのだ。

 ちなみにパート活用とは何か? も変化をしている。かつてはそこに、「企業にとって都合良く、安価な労働力をうまく使う」というニュアンスが含まれていたように思う。しかし、これではもう、パートは付いてこない。ご自身がパートで働いていたとして、企業に「うまく使われ」たいと思うだろうか? あなたの配偶者や子供、親がそう扱われていたらどうだろうか。

 きっと、誰しも、そんな「活用」などされたくないと思う。それでもパートが増え続けてきたのは、…

筆者:㈱働きかた研究所 代表取締役 平田 未緒

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令和4年7月4日第3359号12面 掲載

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