【今週の注目資料】平成30年労働安全衛生調査(厚労省)

2019.10.03 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

労働者の58%にストレス

 調査は、常用労働者10人以上の民営事業所に雇用される常用労働者と受け入れた派遣労働者へ実施し、9039人から回答を得た(有効回答率50.4%)。

 現在の仕事や職業生活に関して、不安や悩み、ストレスを感じている事柄があると回答した労働者の割合は、58.0%だった。前年調査に比べ0.3ポイント減少した。

 具体的な内容については(3つ以内回答)、「仕事の質・量」59.4%が最も高く、以下「仕事の失敗、責任の発生等」34.0%、「対人関係(セクハラ・パワハラ含む)」31.3%が続く。

 職業形態別にみると、正社員とその他の形態で乖離がめだつのは「雇用の安定性」で、正社員9.3%、契約社員39.7%、パートタイム労働者22.1%、派遣労働者58.2%がストレスを感じていた。

 職場での喫煙に関する調査も行い、不快に感じたり体調が悪くなることがあるとしたのは17.2%に。受動喫煙が「ほとんど毎日ある」は9.3%、「ときどきある」は19.6%だった。

平成30年労働安全衛生調査

この連載を見る:
令和元年10月7日第3227号4面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。