【いただきまぁす】ヒルカンチで体に喝!/中山 美鈴

2012.07.02 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

絵・有賀 敏彦

 新にんにくの出回る季節、私が保存食として必ず作るのが酢漬けと醤油漬けです。それに、この頃はまっている「塩漬け」があります。これは日本最西端の島、与那国に伝わるもので、島では「ヒルカンチ」と呼ばれています。最近、石垣島に住む与那国出身の人から教わり、作り始めました。

 ヒルはにんにくのこと。昔から家の軒下に束で吊るし、魔除けにする風習が今も与那国には残っているといいます。おもしろいのは食べ方。与那国で刺身と言えばカジキマグロのことで、その刺身につきものがにんにく。言わば、わさびの代わりです。…

筆者:食文化研究家 中山 美鈴

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

この連載を見る:
平成24年7月2日第2879号7面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。