【有効活用 ストレスチェック~集団分析と職場環境改善~】第6回 改善テーマの選び方 強みと弱みを把握 テーマは身近なものから/馬場 裕子

2018.08.02 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

集団分析を活用して職場環境改善を進めるに当たっては、(1)社内体制はどうするのか、(2)どのようなステップで進めるのか、(3)改善対象をどう選ぶか、(4)どのようなテーマで改善を進めるのか――などの検討が必要となる。今回はとくに、(4)の改善のテーマ選びについて解説していく。

必要な情報の補完

 多くの企業は職業性ストレス簡易調査票(57項目)を使っているため、分析結果は「仕事のストレス判定図」でフィードバックされる。しかし、仕事のストレス判定図は情報量が多くないため、それだけを手掛かりに進める場合は、職場メンバーへのヒアリングや話合いで、情報を補う必要がある。

 たとえば、「同僚の支援」が全国平均や全社平均より悪いという結果が出た場合、なぜそのような状況なのかを、職場のメンバーからヒアリングしたり、日常の職場を観察したりして、「あいさつが少ない職場である」とか、「隣の人の仕事を相互に理解できていない」といった課題を導き出し、改善につなげていかなければならない。…

筆者:JMAメンタルヘルス研究所 理事 馬場 裕子

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成30年8月13日第3172号13面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。