【有効活用 ストレスチェック~集団分析と職場環境改善~】第7回 ゴール設定と体制の整備 活動目標を明確に 経営・職場の両輪で推進/西本 真証

2018.08.09 【労働新聞】

健康施策では限界

 職場環境改善は「何のために実施するのか」「何をゴールとするのか」ということを各企業で議論を重ね、明確にしてから取り組むべきである。当然のように聞こえるが、何となく開始してしまう企業が後を絶たない。

 何となく開始してしまった企業の取組みは、長続きしない、絵に描いた餅で終わるなど、当然ながら悪い結末となってしまう。上席から指示された担当者が、職場環境改善の開始そのものをゴールとしてしまい、担当者の自己満足で終わってしまうケースすら見受けられる。

 そもそも職場環境改善は、ストレスチェックの一環であるという位置付けをイメージされていると思う。大きくは間違っていないが、そこには落とし穴があり、職場環境改善を単なる健康施策やメンタルヘルス施策といった小さな枠組みで捉えてしまうと大抵は失敗する。…

筆者:JMAメンタルヘルス研究所 技術顧問
センクサス産業医事務所 パートナー医師 西本 真証

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掲載 : 労働新聞 平成30年8月20日第3173号13面

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