【送検事例】“手抜き”で矢板の数減らす

2018.07.09 【安全スタッフ】
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 さいたま労働基準監督署は、土砂崩壊の防止措置を講じていなかったとして建設会社と同社現場代理人を安衛法違反の疑いでさいたま地検に書類送検した。下水管敷設工事現場で作業をしていた労働者が崩落した土砂に埋もれ、生き埋めになり死亡する労働災害が起きた。現場代理人は時間短縮のため、土止め支保工に使用する矢板の数を減らすなど“手抜き”を行っていた。(H30・5・18)

事件の概要

 事故は昨年10月27日、さいたま市の下水管敷設工事現場で発生。現場では下水管を敷設するため深さ2.2mの掘削構内で、労働者が作業を行っていたが、法面の片側が崩落し、生き埋めになった。1時間ほどで救出され、病院に運ばれたが翌日死亡が確認された。死因は低酸素脳症だった。…

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平成30年7月15日第2310号 掲載

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