【落語家柳家小満ん ちょっと一席風流噺】第23回 金魚

2016.08.01 【労働新聞】
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 三遊亭円遊、明治26年口演『金魚の芸者』の速記がある。

 子供が手掴みにしていた金魚を、お金を与えて貰い受けて大事に育てていた処、夢で金魚が芸者姿で現れて、柳橋の芸者屋へ世話をする約束をした。それが現実となって連れて行き、芸者屋の主に目見得をさせるという内容で、オチは喉を聞かせてくれと云われて、清元を語ると、主が感心をして、

 「あァいい声(こい)だなあ」
 「いいえ、金魚でございます」…

筆者:落語家 柳家小満ん

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平成28年8月1日第3075号7面 掲載

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