【組織の内部成長を促す目標設定】第9回 欲求段階説と目標の変化 最後は”自己実現”に 仕事・遊びの境なくなる/菊谷 寛之

2015.09.07 【労働新聞】

「生存」から「成長」まで

 前回述べたとおり、人のある時点の行動は、期待に基づく意識・無意識の最も強い欲求によって決定される。人は生理的欲求、社会的欲求、成長の欲求など、互いに競い合う様ざまな欲求を抱え、そのときの最も強い欲求に投影された外界の目標を持つことで、行動を自己強化するのである。

 このことを体系的に初めて明らかにしたのがA・H・マズローである。

 彼は『人間性の心理学』の中で、欲求の強さの順に、人間の基本的欲求を次の5つの階層に分類した。そして、低次元の欲求が充足されると、より高次元の欲求が比重を増してくるという「欲求段階説」を唱えた。…

筆者:㈱プライムコンサルタント 代表 菊谷 寛之

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掲載 : 労働新聞 平成27年9月7日第3031号13面

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