【事故防止 人の問題を考える】第177回 作業員の声を聞いてみた

2024.04.26 【安全スタッフ】
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業種ごとに特有の安全課題が

 ここ10数年、建設業の死傷災害が下げ止まるなか、前回はこれまでのトップダウン型の安全活動を見直し、これからは作業員の声を聞き、現場で起こっている本当のことを把握する必要性について述べ、そのためには協力会社の自主的な安全活動の推進が求められると説明しました。今回は、作業員の声をテーマとして取り上げます。

 をみてください。これは、ある建設業の元請業者主催の研修に協力会社の職長、作業員などが集まり、業種ごとに4~5人のグループに分かれ、「作業中の安全上の課題」をテーマにグループ討議を行い、特に重要な課題を挙げてもらった結果です。

 この表を見ると、グループそれぞれが話し合った安全上の重要課題には、脚立などからの墜落、電動工具による切創など、いくつかのグループが挙げているものがある一方、グループ特有の課題もあることが分かります。

 ここで、建設業関係の読者の皆さんに問題です。掲げられた3つの安全上の重要課題をみて、業種A~業種Jはどのような業種か分かるでしょうか。…

執筆:労働安全衛生総合研究所 安全研究領域特任研究員 高木 元也

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2024年5月1日第2449号 掲載

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