【実務に活かす!労働判例のていねいな読み方】第28回 実際に地裁判決を読む(3)/藤川 久昭

2014.02.03 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

主張・証拠も重要 弁論主義と深い関係

7 当事者の主張について(前回の続き)

 今回も、地裁判決を実際に読む、という作業を行う。当事者の主張の、争点3に関する、原告の主張から始める。

本件は…整理解雇法理が類推適用されるべきであり」、「〔1〕人員整理の必要性があること、〔2〕雇止め回避のための努力が尽くされていること、〔3〕雇止めされる者の選定基準及び実際の選定が合理的であること、〔4〕事前の十分な説明、協議を行ったことが必要である」→本件雇止めが整理解雇であると主張した上で、4要件を示し、各要件を基礎付ける事実を指摘している(各事実は省略)。これに対して被告の反論は次の通りである。…

筆者:青山学院大学法学部 教授 ㈱DeNA 監査役 弁護士 藤川 久昭

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成26年2月3日第2955号11面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。