【今週の注目資料】2020年度版 トラック運送事業の賃金・労働時間等の調査(全ト協)

2021.07.21 【労働新聞】
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所定外8.4時間減る

 調査は令和2年9~10月に実施し、1018社から回答を得た。同年7~9月の1カ月当たりの平均賃金や福利厚生の状況を調べている。

 全職種平均の1カ月当たりの労働時間は、所定内が162.2時間、所定外が35.2時間だった。前年結果と比べて順に2.3時間減、8.4時間減となっている。年間実労働時間は2265.1時間で、23.9時間ダウンした。

 年間休日総数では、60~100日未満の合計は33.6%だったのに対し、100日以上が63.7%を占めている。1企業平均の年間休日数は99.1日で、前年結果から2.4日減った。週休2日制の実施状況をみると、「実施している」が88.2%(14.9ポイント増)で多数を占めている。

 運転者の有給休暇の平均取得日数についても調べており、1企業平均は8.3日(1.9日増)だった。日数区分別にみると、「5~8日」が43.9%で最も多く、「9~11日」が18.3%で続いた。以下、「5日未満」が13.9%、「12~14日」が10.8%、「15~17日」が8.0%などとなっている。

「2020年度版トラック運送事業の賃金・労働時間等の実態」について

この連載を見る:
令和3年8月2日第3315号4面 掲載

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