【今週の注目資料】労働力調査(基本集計)2021年度平均(総務省)

2022.05.26 【労働新聞】
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会社都合退職が3万減

 2021年度平均の完全失業率は前年度比0.1ポイント低下し、2.8%だった。完全失業者数は191万人で、同8万人減少している。

 求職理由別にみると、最も減少しているのは「勤め先や事業の都合による離職」で、同3万人減の35万人だった。「収入を得る必要が生じたから(新たに求職)」が25万人で同1万人減と続く。

 就業者数は同4万人増の6706万人。産業別でみると、医療・福祉で同18万人増の892万人、情報通信業で14万人増の259万人だった。

 休業者数は211万人で、同51万人減。卸売・小売業と生活関連サービス・娯楽業で同8万人減、宿泊・飲食サービス業で7万人減だった。

 「学卒未就職(新たに求職)」や「定年または雇用契約の満了による離職」、「自発的な離職」は前年度と同数だった。

労働力調査(基本集計)2021年度平均(総務省)

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令和4年5月30日第3354号4面 掲載

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