【今週の注目資料】第3回21世紀成年者縦断調査(平成27年12月発表)

2016.01.11 【労働新聞】
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結婚後に離職が減少

 結婚後に離職した女性が10年前と比較し減少――厚生労働省の「第3回21世紀成年者縦断調査(平成24年成年者)」で明らかになった。

 同調査は、平成24年10月末の時点で20~29歳だった男女の結婚、出産、就業などの実態や意識の経年変化を継続的に観察し、少子化対策などの行政施策の企画立案、実施の基礎資料とすべく行ったもの。1万3205の集計客体数を得た。

 平成24年の第1回調査時に独身で、今回の調査までの2年間に結婚した女性の就業状況をみると、結婚後に離職した女性が20.4%と、10年前の31.0%より低下している。同一就業継続は46.4%と前回より0.2ポイント増加し、そのなかでも正社員は、36.2%と前回より7.0ポイント増加した。また、第1回調査時に現在の仕事を「結婚後も続ける」と回答し、実際に同一継続就業している割合は、正社員79.1%、非正規43.9%だった。一方で転職した人は、正社員が14.6%、非正規が26.9%となっている。

第3回21世紀成年者縦断調査

この連載を見る:
平成28年1月11日第3048号10面 掲載

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