初任給より安定昇給魅力に 65歳まで職能給維持 安藤・間
2025.07.24
【労働新聞 ニュース】
昇格要件緩め若手登用も
㈱安藤・間(東京都港区、国谷一彦代表取締役社長)は、若手の早期管理職登用を進めるため、滞留年数などの昇格要件を緩和した。一方で、入社後5年間の自動昇格や非管理職層の「習熟昇給」といった年功要素も残し、安定的な昇給を確保する。大手ゼネコンの初任給引上げが続くなか、入社後の賃金上昇を魅力としていく考えだ。60~65歳の再雇用社員については、定年前の職能給の積上げと役職を維持できる仕組みに改めた。転勤範囲を制限することで職能給=基本給は85%に抑えるが、役職手当は同額を支給。ポストオフ後の受け皿に、後進育成を担う役職も新設した。・・・
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令和7年8月4日第3507号3面 掲載