『昇格』の労働関連ニュース

2023.12.21 【労働新聞 賃金事例】
【賃金事例】早期抜擢・昇格で20歳代定着へ 2023年掲載事例を振り返る

職務基準の適用範囲は多様  将来を嘱望されていた人材が早期に離職してしまう――若手の定着を強く意識した制度改定がめだった。横並び的な昇格運用を採ってきた大企業では、早期抜擢が可能な仕組みや、昇格昇給の機会を増やして30歳以下の処遇を改善している。早期に管理職手前の等級まで引き上げた後、個々の役割の違いは新設した洗替え給で反映し、処遇にメリ……[続きを読む]

2023.12.08 【労働新聞 ニュース】
推薦なし理由は差別 役職との差額支払い命令 都労委

 東京都労働委員会(金井康雄会長)は、青伸産業運輸㈱(東京都青梅市、200人)が所属長の推薦がないことを理由に組合員2人を未だに昇格させていないのは、組合員であることを理由とした不利益取扱いに当たると認定した。平成30年11月末付けで2人を指導員以上の職位に昇格したものとして取り扱い、現在までの賃金額と指導員以上の職位ならば支払われるべき……[続きを読む]

2023.12.07 【労働新聞 ニュース】
性差なく業務の経験を 女性活躍めざし提言 北経連

役割分担意識が根強く  北陸経済連合会(金井豊会長)は、今年8~9月に実施した「女性の就業意識に関する実態調査」の結果を踏まえ、北陸3県(富山・石川・福井)の企業に対する提言を公表した。北陸で働く女性は、首都圏の女性に比べ、勤務先で性別役割分担の偏りを強く感じていると指摘。女性管理職を増やすためには、男性と同様に難しい仕事を経験させること……[続きを読む]

2023.11.30 【労働新聞 賃金事例】
【賃金事例】東邦銀行/9段階洗替え給を設ける 役職・店格別にテーブル

7項目コンピテンシー評価も  ㈱東邦銀行(福島県福島市、佐藤稔取締役頭取)では昨年10月に人事制度を改定し、基本給の一部に9段階の洗替え給「役割成果給」を採り入れた。店舗に勤務する人材のテーブルは、業務領域やポスト、店格に応じて分けており、個々人の支給額に差を付けている。洗替えには、新たに設けたコンピテンシー評価の結果も活用する。7項目の……[続きを読む]

2023.11.24 【労働新聞 フォーカス・企業事例】
【フォーカス】ポーラ/育休促進対策 ジェンダーバイアス打破へ研修 男性の取得を後押し

「3カ月以上」なら手当も  ㈱ポーラ(東京都品川区、及川美紀代表取締役社長、1313人)では、育児休業の取得率を男女ともに100%とする目標を掲げ、ジェンダーバイアス(男女の役割について無意識に固定的な観念を持つこと)の打破に向けた研修の開催や相談体制の拡充に取り組んだ。研修は、社員が「育児休業を取ってほしい妻」や「取りたくない夫」などに……[続きを読む]

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