36協定の「延長超」めだつ 労働時間違反は13% 中央労基署
2025.06.19
【労働新聞 ニュース】
月80時間未満で設定も
東京・中央労働基準監督署(白浜弘幸署長)は、今年度の重点取組み事項に、長時間労働の抑制に向けた監督指導を挙げた。令和6年に行った約3000件の監督では、12.7%の事業場で違法な時間外労働が発覚。長時間労働による脳・心臓疾患や精神障害の発生を危惧し、36協定における延長時間を月80時間未満に抑える事業所が増加する一方で、設定した時間を超えて違反となるケースが多くみられるとした。監督を通じて是正を促すほか、現在違反になっていない事業場に対しても、注意を呼び掛ける。…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
令和7年6月23日第3502号4面 掲載