『過重労働』の労働関連ニュース

2024.03.15 【労働新聞 ニュース】
月116時間も違法残業 ビッグモーターを送検 東京労働局かとく NEW

 東京労働局(美濃芳郎局長)の過重労働撲滅特別対策班(かとく)は、整備士6人に36協定を超える時間外労働を行わせたとして、自動車販売業の㈱ビッグモーター(東京都多摩市)と30歳代の元工場長の男性を、労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで東京地検に書類送検した。時間外労働は最長の者で、1カ月116時間39分に及んでいる。  同社は全国に……[続きを読む]

2023.12.14 【労働新聞 ニュース】
労災認定 過重な業務“継続”と認める 途中の休暇に拘らず 労働保険審査会

WBGT値も判断に採用  卵焼き製造業務に従事していた労働者が多臓器不全により死亡した事案を巡る労災保険の再審査請求で、労働保険審査会が、遺族補償給付を不支給とした青梅労働基準監督署の処分を取り消していたことが分かった。発症前9日間に“継続した”長時間労働がみられたとして、脳・心臓疾患の労災認定基準における「短期間(発症前おおむね1週間)……[続きを読む]

2023.11.17 【労働新聞 ニュース】
脳・心認定基準を改正 心理的負荷評価表見直しで 厚労省

 厚生労働省は、脳・心臓疾患の労災認定基準を改正し、都道府県労働局長に通達した。今年9月に行われた精神疾患の労災認定基準の改正によって心理的負荷評価表が改定されたことを踏まえた措置。業務の過重性を判断する際に考慮する「心理的負荷を伴う具体的な出来事」として、カスタマーハラスメントなどを追加している。  脳・心臓疾患の認定基準では、…[続きを読む]

2023.06.01 【労働新聞 ニュース】
5年度監督指導 過労死ラインは全数監督 各種情報から選定 厚労省

情報公開請求で明らかに  厚生労働省が令和5年度の監督指導について、いわゆる過労死ラインを超える長時間労働が疑われるすべての事業場に監督指導を実施する方針であることが本紙の情報公開請求により分かった。本紙が公開請求したのは今年度の監督指導に当たって留意すべき事項を示した通知で、一部は黒塗りとなっていた。同通知では、各種情報から月80時間を……[続きを読む]

2023.01.12 【労働新聞 ニュース】
労働局に「荷主対策チーム」 改善基準の改正受け 厚労省

荷待ち削減へ配慮要請  厚生労働省はこのほど、トラックなど自動車運転者の拘束時間を定めた改善基準告示を改正するとともに、令和6年4月の告示適用に向けた周知態勢を整えた。長時間労働の背景にある荷待ち時間を解消するため、各都道府県労働局に、管内労働基準監督署と労働局の担当官による「荷主特別対策チーム」を立ち上げている。厚労省ホームページ内の情……[続きを読む]

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