【フォーカス】鹿島建設/移動式安全体感施設 全国の工事現場へ“出張訓練” 危険感じる能力養う
2025.05.15
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
巻き込まれを疑似体験
総合建設会社の鹿島建設㈱(天野裕正社長)は、全国の現場で働く技能者・技術者の安全教育を目的とした“出張訓練”を昨年度から始めている。機械の巻き込まれや感電、墜落災害などを疑似体験できる機器とVR装置を搭載した移動式安全体感訓練施設「Kajima Safety Caravan」を派遣し、現場作業に潜む危険と安全を確保するための要点を教える。危険を学ぶ参加型の教育は、労災件数が減る一方で低下が危ぶまれる危険感受性を向上させる効果が期待できる。今年度から活動の場を全国に移し、同社施工の現場で訓練を展開していく。…
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令和7年5月19日第3497号15面 掲載