3割超が違法残業 月177時間で勧告例も 厚労省監督指導結果
2022.08.30
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、長時間労働が疑われる事業場に対する監督指導結果を取りまとめた。34.3%の事業場で違法な時間外労働が発覚したことが分かった。業種別に見ると、運輸交通業が55.3%と最も違反率が高く、2位以下では製造業38.6%、建設業36.1%と続いている。長時間労働を原因とする精神障害の労災請求があった製造業に対し、是正勧告などを行った事例では、36協定の上限時間などを超える最長月177時間の違法な時間外・休日労働が認められたという。
今回の令和3年度の監督指導の結果は、…
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2022年9月1日第2409号 掲載