安全スタッフ

2025.07.14 【安全スタッフ ニュース】
熱中症災害最多に 前年比150人超増 厚労省が確定値 NEW

 厚生労働省は、令和6年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」の確定値を公表した。熱中症による死傷災害数は、1257人となり、統計開始以降、最も多いことが分かった。このうち死亡者数は31人となった。当時、観測史上1位の猛暑であった2010年の47人に次いで多い人数となっている。  確定値によると、熱中症による死亡者と休業4日以上の……[続きを読む]

2025.07.11 【安全スタッフ ニュース】
安全装置設置を義務に 作業主任者の職務見直しも 被ばく防止へ対象のエックス線装置拡大

 厚生労働省は、非破壊検査や材料試験などに使用される特定エックス線装置による被ばくを防止するため、労働安全衛生規則と電離放射線障害防止規則を改正する。放射線装置室に設置されている定格管電圧150kV以下の工業用などのエックス線装置について、自動警報装置による周知や安全装置の設置が義務付けられていないことから、規制の対象範囲を特定エックス線……[続きを読む]

2025.07.10 【安全スタッフ ニュース】
土壌除染事業場の半数に違反 線量測定や墜落防止行われず 福島労働局

 福島労働局(岡田直樹局長)は、福島第一原子力発電所での廃炉作業と県内での汚染土壌の除染などの業務を行う事業場に対して令和6年に実施した監督指導の結果をまとめた。  汚染土壌の除染などの業務では、監督指導を実施した125事業場中、63事業場で安全・衛生・労務管理関係の違反が見つかっている(違反率50.4%)。安全衛生法令違反があった31事……[続きを読む]

2025.07.10 【安全スタッフ 特集】
【特集1】“生活型災害”予防へアイデア集 職場発の転倒対策事例が続々 「DIY&配置」工夫し成果上げる/キヤノン

 キヤノン㈱では、歩行中の転倒、開いた扉への衝突、かがんだ拍子に起こる腰痛など工場、オフィス共通で発生するケガや疾病を「生活型災害」と定義し、解決すべき重要課題として位置付けている。毎年7月の強調月間には集中的な職場巡視とリスク低減策の検討を実施しており、これまでにさまざまな職場発の改善が生まれている。階段の終わりの5段にカウントダウンを……[続きを読む]

2025.07.10 【安全スタッフ 特集】
【特集2】作業補助スーツで高齢者の疲労低減 国交省が建設業向けにモデル事例集作る 労働時間も1日1時間削減へ

 国土交通省は、「働き方改革の実現に向けた効率的な建設工事の促進事業」のモデル事業の事例集を作成した。現場作業員の高齢化に伴い身体的負担を懸念した専門工事業者がパワーアシストスーツを導入し、1日当たり約1時間の労働時間削減となり、疲労低減効果も得られたとしている。同じく高齢化対策として炎天下などの屋外作業での健康状態を把握するためリストバ……[続きを読む]

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