【特集2】繁忙期の災害防止を呼びかけ 労働局がトップによるパトロール

2022.01.12 【安全スタッフ 特集】
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 年末年始は、点検などの非定常作業や工期に追われることから、労働災害が多発しやすい時期。都道府県労働局では、トップによる安全衛生パトロールを行った。東京労働局では、雨水の貯留施設を視察。作業に応じたリスクアセスメントの実施を要請した。再開発工事現場をパトロールした大阪労働局は、年末に起きやすい「あわて作業」に注意するよう呼びかけた。

作業場面ごとにリスク評価を 年末総点検で機運醸成図る/東京労働局

安全帯取付設備など確認

 東京労働局(辻田博局長)と建設業労働災害防止協会東京支部(松井隆弘支部長)は昨年12月8日、城北中央公園調節池(一期)工事その2(施工:戸田建設㈱首都圏土木支店)で合同安全パトロールを実施した。

 集中豪雨などによる水害を防ぐために雨水を一時的に貯留する施設を建造するもので、タワークレーンによる資材のつり上げや足場の組み立て、躯体の打設、高気圧下の掘削作業、土砂の排出などさまざまな作業が混在する工事。

 辻田局長(写真)は、「作業場面に応じたリスクアセスメントが重要になる。年末総点検の一環として、労災防止の気運醸成を図りたい」とし、タワークレーン同士の衝突を防ぐ安全装置や高気圧作業を無人で行うための遠隔操作室、ミキサー車洗浄中の安全帯取付設備などを確認した。…

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2022年1月15日第2394号 掲載

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