【イラストで学ぶリスクアセスメント】第204回 長尺の鋼材による災害

2019.11.12 【安全スタッフ】
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 初冬の候、「高い山では初冠雪」を迎えます。さて、当連載では、「玉掛けを含むクレーン等」を多数回テーマにしてきましたが、玉掛けの死傷災害が最も多いので、今回は危険性の高い「長尺の鋼材の落下災害」をテーマにします。

〔鋼製鋼製鋼矢板・構造用H形鋼について〕

(1)鋼製鋼製鋼矢板(以下「鋼矢板」という)は、鋼板を冷間圧延によって成形した小形の簡易鋼矢板(トレンチシートパイル)と、熱間圧延の大形鋼矢板(シートパイル)・大径鋼管の両側面に継手を設けた鋼管矢板に分類される。

(2)H形鋼は、断面がH形〔他に山形・Ⅰ形・T形・溝形〕をした圧延鋼材で、フランジの厚みがウェブの厚みより大きい構造用H形鋼と、フランジの厚みとウェブの厚みの等しい基礎杭用H形鋼(パイル)とがある。

荷ぶれして作業者に激突

 長さ10mの構造用H形鋼(広幅系列)とⅣ型鋼矢板を、工場内の加工場から集積場に移動。なお、H形鋼4段はあらかじめ縦型クランプで縦置き、鋼矢板はあらかじめハッカーで5段重ねにして置いた。…

執筆:中野労働安全コンサルタント事務所 所長 中災防安全衛生エキスパート 中野 洋一

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2019年11月15日第2342号 掲載

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