【社労士による労使紛争“交渉・解決”】最終回 国家資格者としての理想像 “人役喜報”の心を持つ 3号業務へ磨きをかけて/大槻 哲也

2019.09.19 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

一緒に共存共栄の実現へ

 連載の一番始めに書いたように、「働き方改革―夢舞台」のどん帳が上がったのは、働き方改革関連法が施行された今年4月1日であった。舞台の主役(主人公)となるのは、経営者などの働かせる人と、管理職も含めた働く人たちであり、その脇役を務めるのが社労士であると述べてきた。

 そこには、個別労働紛争解決における特定社労士の活躍がある。集団的労使紛争の団体交渉においては、交渉委員(担当者)としての委任が増えている。とりわけ、近年増加傾向にあるユニオン労組からの団体交渉の申入れについては、中小企業経営者にとって、対応を誤り円滑な労使関係を損なう可能性の高い分野である。ぜひ社労士に頼り、使って欲しいと強く思う。

 社労士は、中小企業経営者などから、「身近にあって敷居も低く信頼できる」と高い評価を受け、頼りにされている。この評価は、すべての社労士の自信と誇りにつながるものである。最近の労使紛争の内容の傾向として、個別・集団的ともに、いじめ・嫌がらせや解雇、…

筆者:全国社会保険労務士会連合会 名誉会長 大槻 哲也

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

令和元年9月23日第3226号11面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。