【中国進出企業 労務管理ガイド】第18回 労働者へのインセンティブ 給付のみに権利限定を ストックオプション導入で/曾我 貴志

2012.05.21 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

高コスト構造の固定化懸念

 前号で人材引留めのためのアイデアとして、能力主義的な昇給システムやストックオプションといったインセンティブについて触れ、またセールスマンについては歩合制も検討対象となると述べた。

 しかし、システマティックに昇給させていくことについては、日系企業において採用することが現実的かという問題のほかに、労働条件の不利益変更禁止の原則(中国では日本のように同原則が労働法上の規範として確立しているわけではないが、それが肯定されるように解釈される規定は存在するし、またいずれにしても事実上同原則は中国でも機能すると思われる)との関係で高コスト構造の固定化を招きかねないという問題がある。…

筆者:曾我法律事務所 弁護士 曾我 貴志

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成24年5月21日第2873号5面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。