【知っていますか?セクハラ・パワハラ】最終回 研修に当たって 事例作成し検討を 原因考え正しく理解/岡田 康子

2012.06.25 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

「自分は関係ない」

 今回は外食チェーンを展開する企業が舞台。この会社では、昨年から店長のマネジメント研修で、ハラスメント防止研修を1時間程度行うことになった。人事課長が講師となって、①セクハラ・パワハラの基準、②会社の責任とリスク、③ハラスメントを防ぐ店長の役割をレクチャーした。すると受講者アンケートで「セクハラやパワハラの問題の大きさが分かった」「店舗全体のマネジメントに生かしたい」という前向きな意見が出た一方、「ハラスメントがダメだということは分かっている」「自分はハラスメントをしないと思う」など、自分は関係ないと言わんばかりの感想も多かった。このため、人事課長は研修内容に工夫が必要と感じていた。その数カ月後、社内の相談窓口に「付き合ってほしいとしつこくセクハラされているので解決してほしい」という相談が入った。被害者から話を聞くと、加害者は研修で「自分はハラスメントをしないと思う」と回答した店長だったので、人事課長はさらにがっかりしてしまった…。…

筆者:㈱クオレ・シー・キューブ 代表 岡田 康子

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成24年6月25日第2878号10面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。