【安全衛生対策の新展開】第2回 東日本大震災への対応(2) 船舶解体予想し要請 津波で多数が陸地に/高﨑 真一
2012.01.23
【労働新聞】
がれき処理へパンフ
2 復旧・復興工事の進捗状況に応じた労働災害防止対策(承前)
(2)がれき処理、応急仮設住宅建築に伴う対策
震災直後の大混乱が一段落し、災害によって大量に生じたがれきの処理や被災し家を失った住民向けの応急仮設住宅の建築が喫緊に予定されたことから、安全衛生行政では、災害復旧工事における労働災害防止対策のより一層の徹底を図るため、3月28日、がれき処理作業、応急仮設住宅建築作業について、以下の事項に留意した施工が行われるよう、関係業界団体に要請するとともに、都道府県労働局に対し、関係事業者、業界団体等に対し必要な指導・援助を実施するとともに、被災者等が災害復旧工事の実施に伴い、健康障害や災害に遭わないよう関係自治体とも連携の上、必要な周知、注意喚起を実施するよう指示した。…
筆者:厚生労働省 安全衛生部計画 課長 高﨑 真一
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
この連載を見る:
平成24年1月23日第2857号4面 掲載