【がんと就労 両立支援の具体策】第19回 事例性と疾病性② 求められる翻訳作業 企業側でも分かる言葉へ/遠藤 源樹

2017.08.10 【労働新聞】
  • TL
  • ツイート
  • シェア
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

  • コメント

誤訳が不利益に発展も

 病院や診療所などの医療機関のスタッフ(主治医、看護師など)は、がん罹患社員と「疾病性の言葉」でコミュニケーションしている。治療内容、下痢、便秘、身体のだるさ、食欲低下など、医療機関が使うのは疾病性の言葉だ。一方、企業のスタッフが話す言語は「事例性の言葉」である。「生産管理の仕事を月40時間程の時間外労働をしながらこなしている」「最近、仕事上のミスが多い」「今日で今月の突発休は3日目だ」など、企業では事例性を基にマネジメントしている。

 注意が必要なのは、医療機関の共通言語である疾病性の言葉が、診断書などで職場に情報として渡されても、企業側は具体的にどう対応すべきか分からないということだ。…

筆者:東京女子医科大学 衛生学公衆衛生学 第二講座 助教 遠藤 源樹

この記事の全文は、労働新聞電子版会員様のみご覧いただけます。

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

平成29年8月21日第3125号13面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ