【がんと就労 両立支援の具体策】第21回 胃がん対策 昼食時体調崩しがち 分食や体力低下へ配慮を/遠藤 源樹

2017.09.01 【労働新聞】

早期なら治癒率9割超

 胃がんは、罹患率1位のがんである。とくに東北地方の日本海側で発生が多い傾向がみられる。

 胃がんの発生には、ヘリコバクター・ピロリ菌が深くかかわっている。日本人の40歳代以上の約7~8割が感染しているが、そのなかで胃がんを発症してしまうのはごくわずかだといわれている。

 主要ながんにおける、0期とⅠ期を含めた早期がんの割合が60%超で1位なのも特徴だ。半数以上が早期がんの状態でみつかっている。

 一方で死亡率は2位だ。職場などで実施する胃がん検診により、早期発見と早期治療を行うことが治癒率の向上につながっていくと考えられる。…

筆者:東京女子医科大学 衛生学公衆衛生学 第二講座 助教 遠藤 源樹

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掲載 : 労働新聞 平成29年9月4日第3127号13面

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