【中小企業必読! はじめての障害者雇用】第1回 “引上げ”楽観視は危険 東京圏で応募者集まらず/貝沼 春樹

2023.11.02 【労働新聞】
  • list
  • クリップしました

    クリップを外しました

    これ以上クリップできません

    クリップ数が上限数の100に達しているため、クリップできませんでした。クリップ数を減らしてから再度クリップ願います。

    マイクリップ一覧へ

    申し訳ございません

    クリップの操作を受け付けることができませんでした。しばらく時間をおいてから再度お試し願います。

厚労省指導方針リーフでは不明

 筆者は障害者の就労支援に注力している社会保険労務士である。主に障害者を雇用する企業への支援をしている。加えて精神保健福祉士、訪問型ジョブコーチでもある。障害者の就労には医療、教育、福祉、雇用などの各領域がかかわってくるが、雇用に軸足を置く社会保険労務士の視点から「企業における障害者雇用」について述べていきたい。さらに精神保健福祉士、ジョブコーチとして医療、福祉の視点でも触れたい。

 今年1月に共同通信が障害者雇用ビジネスの実態を記事にした。『障害者雇用「代行」急増 法定率目的、800社利用』というこの記事は、障害者を雇用する企業に大きなインパクトを与えただろう。4月には厚生労働省が「いわゆる障害者雇用ビジネスに係る実態把握の取組について」として、障害者雇用ビジネス実施事業者やその利用企業の実態を各労働局が調査した結果(令和5年3月末時点)を公表した。

 各労働局が、障害者雇用ビジネス実施事業者23法人の運営する就業場所(農園、サテライトオフィスなど)125カ所を把握(うち45カ所について訪問)したもので、…

筆者:あおば社会保険労務士・精神保健福祉士事務所 代表 貝沼 春樹

この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら

労働新聞電子版へログイン

労働新聞電子版は労働新聞購読者専用のサービスです。

詳しくは労働新聞・安全スタッフ電子版のご案内をご覧ください。

令和5年11月6日第3423号11面 掲載

あわせて読みたい

ページトップ
 

ご利用いただけない機能です


ご利用いただけません。