【今週の注目資料】令和3年労働争議統計調査の結果(厚労省)

2022.09.01 【労働新聞】
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総争議件数は減少傾向

 令和3年の労働争議の件数は297件(前年比2.0%減)で、令和元年に次いで過去2番目に低かった。一方で総参加人員は同5.2%増加し、60389人となっている。

 労働争議のうち、「争議行為を伴う争議」の件数は55件(同3.5%減)で、行為参加人員は7858人(同30.7%増)だった。半日以上のストライキは、件数・行為参加人員・労働損失日数のいずれも前年と比べて減少した。順に、32件(同8.6%減)、722人(同10.4%減)、1388日(同23.6%減)だった。半日未満のストライキは、件数・人員ともに増加し、順に36件(同5.9%増)、7267人(同36.5%増)となった。

 労働争議の主な要求事項は賃金に関する事項が150件(全体の50.5%)と最も多く、次いで、組合保障および労働協約関連が137件(同46.1%)だった。

令和3年労働争議統計調査の結果(厚労省)

この連載を見る:
令和4年9月5日第3367号4面 掲載

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