安全帯取付設備を義務に 安衛則改正は年度内視野 足場組立時の墜落防止で報告書 厚労省

2014.07.01 【安全スタッフ】
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 厚生労働省の「足場からの墜落防止措置の効果検証・評価検討会」は6月5日、報告書案について検討し内容を大筋で了承した。厚労省では今後、労働安全衛生規則を改正し、足場の組み立て・解体または変更作業時などの墜落防止対策を強化する。

 足場の組立て・解体作業では、労働者が墜落する危険がある場合に安全帯を掛けられるよう、安全帯を安全に取り付ける設備がない状態での組立・解体などの作業を禁止する内容を盛り込んだ。安全帯を安全に取り付ける設備とは、「安全帯を適切に着用した労働者が落下しても脱落することなく、衝突面などに達することを防ぐ」などの要件を示すとしている。さらに、足場の組み立てを行う作業者に対して行う特別教育も新たに規定する。

 完成した足場を使用する際の墜落防止対策では、足場の床材と建地との隙間に一定の基準を設けることや、元請事業者による足場の点検結果の保存、筋かいなどを外した際に作業者以外を立入禁止とするなどの措置を講じることとした。

 検討会では、仮設業界から手すり先行工法義務化を求める声も根強く、意見のすり合わせが難航。委員と事務局でさらに協議し、7月以降に正式な報告をまとめ、今年度中の改正安衛則公布を目指すとしている。

平成26年7月1日第2213号 掲載

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