男女間賃金格差 全行が目標設定し公表へ 産業計25ポイント下回る 全銀協
2025.07.31
【労働新聞 ニュース】
事例集め総合職転換推進
全国銀行協会(半沢淳一会長)は、男女間の賃金格差解消へ向けて、全会員銀行が格差の要因分析と対応策の検討、目標設定を行い、公表することを申し合わせた。正会員112行に実施したアンケートでは、男性の賃金に対する女性の賃金の割合が50.4%となっており、産業計を25.4ポイント下回っている。要因の1つに、「性別によってコースや職種を決めていた金融業界の従前からの体制の影響」を挙げ、総合職への転換制度の導入などが格差解消に効果的であるとみている。各行の先進的な取組みを収集し、事例集にまとめて横展開を図る。…
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令和7年8月11日第3508号3面 掲載